研究推進

「宗教」を問う,「地域」から問う

川添 航

プロフィール

地球環境科学部 地理学科 専任講師:川添 航 Wataru Kawazoe

筑波大学大学院生命環境科学研究科博士後期課程修了,博士(理学).日本学術振興会特別研究員DC1,立正大学助教を経て2024年4月より現職.趣味は寺院,神社,教会,インテリアショップめぐり.

サマルカンドの正教会
目的・内容
アジアにおける宗教 / スピリチュアリティの変容と現代社会

アジアにおける宗教 / スピリチュアリティ,モビリティ,地域社会の変化とその多様な結びつきのあり方について,地理学の視点から研究しています.

展望・成果
地域社会における人間活動のなかで,宗教 / スピリチュアリティは形を変えながら多様な役割を有している.

これまで,日本および大韓民国(韓国)での宗教施設におけるコミュニティ活動を事例に調査を行い,国際移住者の日常生活における宗教の役割について分析してきました.現在はこれらのテーマに加えて,パワースポットめぐりや徒歩巡礼といった現代的な宗教ツーリズムにおいて,観光者が何を宗教的 / スピリチュアルなものと捉え,どのように消費しているのかについても研究を行っています.

  • 国際移住者の日常生活における宗教の役割とは?

    国際移住者の日常生活における宗教の役割とは?

  • 社寺にはたくさんの人が訪れます.彼らは観光者なのか?巡礼者なのか?

    社寺にはたくさんの人が訪れます.彼らは観光者なのか?巡礼者なのか?

  • 近年では,韓国の宗教文化や都市構造の転換に関する共同研究にも参加しています.

    近年では,韓国の宗教文化や都市構造の転換に関する共同研究にも参加しています.

キーワード

#地球環境科学部,#地理学,#宗教の地理学,#国際移住,#宗教ツーリズム,#スピリチュアリティ

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