文部科学省より令和7年5月16日付で「令和7年度科学研究費助成事業の配分について」が公表され、本学は「研究者が所属する研究機関別採択率（令和7年度新規採択分）」において、採択率39.3%で、全研究機関の中で21位、私立大学では10位となりました。今回は申請した61件のうち24件が採択され、高い採択率となりました。

基盤研究（A）の新規採択もあり、採択率に加えて大規模な研究種目について採択されたことについては、研究者の研究活動が高く評価されたことと、本学のこれまでの研究支援体制の成果が結実したものであり、引き続き研究力向上に取り組んでまいります。

科学研究費助成事業（科研費）は、全ての学問分野の、基礎から応用までのあらゆる「学術研究（研究者の自由な発想に基づく研究）」を格段に発展させることを目的として文部科学省および日本学術振興会が助成を行う競争的研究費で、審査はピア・レビュー（専門分野の近い複数の研究者による審査）で行われます。科研費の採択は、研究者の今までの研究成果や新たな研究計画が、研究者でもある審査委員に高く評価された結果と言え、非常に価値あるものです。

高い科研費採択率は、本学の研究者がもつ強い研究力の一端を示すものであり、研究者が自身の研究に専念できるよう、大学として引き続き様々なサポートを行ってまいります。