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お知らせ
- 2024/09/05
- 北海道東川町で「令和6年度リーダーシップキャンプ」を行いました!
立正大学は令和4年度から実施している「リーダーシップキャンプ」(指導者:鈴木輝隆地域連携チーフプロデューサー)を、8月26日から9月1日まで北海道東川町で行いました。同町との関係は、本学ならびに隈研吾建築都市設計事務所とともに2021年度に締結した協定からはじまりました。教育、研究、文化、産業、地方創生等の分野において相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与するとともに、新しい公共性のあり方を提案し、広く発信することを目的としたものです。
3度目のキャンプとなった今回は、過去最高の13名が参加し、デンマークのフォルケホイスコーレをモデルにした大人の学び舎であるSchool for Life Compathでの研修、東川町における写真について、共生プラザ「そらいろ」や農協「ライスターミナル」の見学、大雪山旭岳の散策、留学生との交流、そしてR-bodyによるコンディショニングなど今年度もさまざまなプログラムを行いました。
そしてメインである活動として、参加学生が社会への認識を深め、課題解決の実践を体験すべく、自身が学びたい東川町役場のセクションでの研修を行いました。今回新たに税務住民課や保健福祉課、農業振興課などで研修をさせていただき、東川町が推し進める適疎なまちづくりと行政として抱える課題等について学生たちは真剣に考え、向き合うことが出来ました。
東川町での滞在期間中は、各課での研修終了後PowerPointに【キャンプに参加した理由】【1週間のキャンプで学んだこと、気づき】【町への提言】などをまとめ、アウトプットを行いました。
菊地伸町長、佐藤文泰副町長を前に発表した5日間の研修成果や提言については、町長と副町長から1人1人に対して丁寧に体験談や提言について講評して頂きました。
学生たちからは、「能登のボランティアに参加したことがあったが、東川町の防災の取り組みにも興味をもつことができた」「東川米の町内普及率はデータを見ると、実は高い」「写真の町課で研修し寄贈図録があったのだが、これをDX化すると業務の効率化が進むのでは」といった感想や提言がありました。
また最後の講評では、鈴木厚志副学長からは『自分なりに現地で確認することの大切さを知って欲しい』、鈴木輝隆チーフプロデューサーからは『現代はインターネットに依存する社会。単なる情報を得るだけでなく自分で体験し考えを持つことは、AI(人工知能)以上に素晴らしい思考だ』と話がありました。
この場をお借りして東川町の皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
★リーダーシップキャンプ成果報告会、映画『カムイのうた』上映会のお知らせ
今年度は11月3日(日・祝)にリーダーシップキャンプ成果報告会を行うのみならず、東川町が企画協力し製作した、アイヌ文化と共に「大雪山文化」を伝える映画『カムイのうた』の上映会を開催します。
またこの日は橘花祭(大学祭)期間中となっており、東川町の物産を販売するほか、東川町で製作された旭川家具の展示も行います。
一般の方も入場無料となっておりますので、ぜひ皆様お越しください!
内容 | リーダーシップキャンプ成果報告会、映画『カムイのうた』上映会 |
日にち | 令和6年11月3日(日・祝) ※時間については後日HPに掲載します。 |
会場 | 立正大学品川キャンパスロータスホール(東京都品川区大崎4-2-16 13号館) |
入場料 | 無料 |
問い合わせ先 |
総務部研究推進・社会貢献課(品川担当)小林・阿部 TEL 03-3492-8152 E-mail skenkyu@ris.ac.jp |