研究推進

ローカルな資源利用としての農林漁業と”お付き合い”

吉田国光

プロフィール

地球環境科学部 地理学科 准教授:吉田 国光 Kunimitsu YOSHIDA

2006年3月関西学院大学文学部卒業,2011年7月筑波大学大学院生命環境科学研究科修了,博士(理学),日本学術振興会特別研究員DC1,熊本大学特任助教,金沢大学学校教育学類(地域創造学類兼任)准教授を経て,2022年4月より現職。環境問題を引き起こす人間活動への興味から”文系的”な研究を続けてきました。

自給的農業による棚田の維持
目的・内容
ローカルな資源利用としての農林漁業と”お付き合い”

「資源」を 「上手いこと」利用していくために,それに関わる人間がどのように調整を図っているのか?

展望・成果
農地,林地,漁場といった資源の持続的利用は,複雑な人間関係のもとに成立している。

長年,「環境問題」は自然科学の領域として扱われ,それを引き起こす人間活動への注目は十分なものではありませんでした。しかし近年,「環境問題」 を人間の活動を含めて捉えることが求められるようになっています。こうしたなか,人間と環境の関係を読み解く領域である地理学を学問的バックグラウンドに,広い意味での「資源利用」や「資源管理」である農業や林業,漁業に関する人間活動を対象として研究を続けてきました。

  • 大規模畑作の広がる十勝平野の農地利用

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  • スギ・ヒノキ人工林の伐採と植林による山腹の持続的な利用

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  • 過密を回避した養殖漁業の展開

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キーワード

#地球環境科学部,#地理学,#人文地理額,#社会関係,#ローカル

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