研究シーズResearch Profiles
地域における多様な主体による子育て支援
プロフィール
社会福祉学部 子ども教育福祉学科 准教授:藤高 直之 Naoyuki Fujitaka
私たちが生活している地域では、様々な主体による多様な子育て支援が展開されています。そして支援のあり方は、地域によっても様々です。地域で活躍する様々な主体による子育て支援の効果や影響を明らかにしていきたいと考えています。
- 目的・内容
- 多様な主体による子育て支援の効果や影響を明らかにする
地域には、地方自治体、社会福祉法人、NPO法人・ボランティア団体等の市民活動主体、、民生委員児童委員、主任児童委員、株式会社など様々な主体があり、それぞれの子育て支援を行っています。このような多様な主体が実施している子育て支援を調査・検証することで子育て支援の効果や影響を明らかににしたいと考えています。
- 展望・成果
- 子育て支援は全国統一の画一的な支援ではなく、地域の状況に応じた支援を模索する必要がある
地域と一言で表現しても、そこで生活する人々、団体、関係機関、活用できる社会資源は千差万別です。その中で、それぞれの主体が、地域の状況に応じた支援を模索するための一つのヒントとして、様々な地域で展開されている子育て支援を「知る・見る・感じる」ことが重要だと考えています。
- 研究が生み出した成果・効果による社会への応用や実装の可能性など
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子育て支援は、支援する側、支援をされる側という一方的な関係の中で実施、展開されるものだけではありません。「地域で子ども育む(はぐくむ)」というキーワードを軸に地域に関わる様々な人々が相互に支援し合う関係を構築することが、今後の地域に求められる姿だと考えています。そのためには、それぞれの地域に応じた子育てのあり方そのものを地域で考えることが必要なのではないでしょうか。
- キーワード
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#子育て支援、#民生委員児童委員、#主任児童委員、#社会福祉協議会、#児童館、#ファミリー・サポート・センター事業、#放課後児童クラブ、#児童厚生員、#地域子育て支援センター