立正オープンカレッジは、平成27年度まで熊谷キャンパス所属学部で開催していた熊谷3学部公開講座を発展させ、平成28年度より熊谷市を中心とした地域交流・生涯学習支援を目的として開講している講座で、前期・後期の全ての講座を受講すると立正大学の全9学部の講師による講座が受講可能である。

通常は熊谷キャンパスを会場として開催しているが、新型コロナウイルスの影響により令和2年度は中止を余儀なくされた。令和3年度においてもキャンパス内での実施を行うことは困難であったが、オンデマンド配信による講義方法とすることで立正オープンカレッジを開催した。

前期

7月9日：経営学部講師　金森　孝浩先生／現実と仮想，その狭間で-ビジネスのデジタル化がもたらすオンラインとオフラインの融合-

7月16日：社会福祉学部教授　大平　滋先生／21世紀の社会変化と新しいライフスタイル

7月23日：仏教学部教授　原 愼定先生／「妙法蓮華経」とは何か

7月30日：地球環境科学部教授　吉田　紀彦先生／東日本大震災と通信ネットワーク

8月6日：文学部教授　伊藤 善隆先生／知られざる俳画賛の世界 ―江戸時代の俳句文化―

後期

10月8日：法学部助教　相澤　育郎先生／死刑〜世界一安全な国で考える、これからの死刑制度についての60分〜

10月15日：経済学部准教授　外木　好美先生／はじめて学ぶ！金融の基礎

10月22日：データサイエンス学部講師　成塚　拓真先生／スポーツ統計科学の発展

10月29日：心理学部特任講師　高岡　祥子先生／動物のこころを探る心理学

※日付は配信開始日。配信開始日より1週間配信。

令和2年度は新型コロナウイルスにより全面的に中止し、令和3年度も熊谷キャンパスでの開催が不可能となる中オンデマンドによる講義を開催することで、立正オープンカレッジの目的の一つである生涯学習支援事業を継続することが出来た。

また、オンデマンド開催というこれまでと異なる開催方式ではあったが、アンケート回答者の反応はおおむね満足であった。