産学官連携

立正大学オリジナル日本酒制作プロジェクト

日本酒プロジェクト・権田酒造

基本情報

参加学生・教員(学内):研究推進・地域連携センター、毎年度10名程度の有志学生

メンバー(企業、自治体名、学外関係者):権田酒造株式会社

活動期間:平成25年~令和2年(継続中)

活動地域(市区町村単位):埼玉県熊谷市

関連するSDGs

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目的
地域連携・学生教育

地元企業と協働での日本酒制作・発信活動を通じた、学生の実地学習機会の創出、産学連携強化、地域活性化の推進を目的に実施。特に、参加学生が「ビジョンを具現化する力」・「現場でのコミュニケーション能力」を習得できるアクティブ・ラーニングの実践を目指している。

内容
活動について

プロジェクトは毎年「オリジナル日本酒の制作」と「完成した日本酒の社会への発信」の2段階構成で展開される。前半の制作過程では、消費者のニーズを想像して訴求力の高い商品を各自が検討、続いて各自のアイデアをチームで共有しながらイメージを洗練する。そして、イメージ通りの商品となるよう風味や外観を試行錯誤し、酒造メーカーの日本酒をベースにしたオリジナル日本酒を完成させている。後半の発信活動では、学内外、主に地域イベントに出店し、販売や取組の紹介を行う。この地域との接点を通し、学生はコミュニケーション技法を学び、さらには大学の認知度・好感度向上に繋げてい

成果
これまでの実績

プロジェクト開始以来、これまで合計で15種類のオリジナル日本酒を完成させた。学内関係者からは愛校心を喚起するアイテムとして親しまれ、地域のステークホルダーからは産学連携の成果として高い評価を受けてきた。その一つの実績として、平成27年度に埼玉県熊谷市の「ふるさと納税贈答品」に本プロジェクトで制作した日本酒が採用され、以後、ラインナップに定着している。また、平成30年には学術刊行誌「産学官連携ジャーナル」からの取材を受け、特集記事が掲載されるに至った。これは活動の教育効果・継続性が外部からも認められた証左といえる。さらには、例年実施しているアンケートにおいて、参加した学生のほとんどが高い満足と評価している。コメントからもアクティブ・ラーニングの実践・学生の能力開発というプロジェクトの目的は期待通りに達成され、学生にとって有意義な成長機会となっている様子が窺える。

  • 日本酒制作風景

  • 日本酒プロジェクト・権田酒造

    協力企業・権田酒造での集合写真

  • これまでの完成日本酒

キーワード

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