産学官連携

「街おこしサワー開発」プロジェクト

参加学生や企業の方たち

基本情報

参加学生・教員(学内):経営学部吉田ゼミ所属の学生

メンバー(企業、自治体名、学外関係者):(株)永昌源、(株)博水社、(株)キリンビール

活動期間:平成26年4月~平成27年1月

活動地域(市区町村単位):北海道札幌市

関連するSDGs

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目的
誰でも美味しく飲める最初の一杯の開発

品川区五反田商店街より相談があり、お酒を飲む若者減少を食い止めるべく、産学連携により若者がお酒を飲みたくなる仕掛けを起こそうとプロジェクトは始まった。乾杯でのビールが敬遠されている状況を踏まえ、「誰でも美味しく飲める最初の一杯の開発」を連携企業協力のもと、メニュー考案に着手した。

内容
地域の活性化を目標に「大学生が社会人になったときに乾杯したいお酒」を開発

若者向けの新しいアルコールレシピの開発と、それによる地域の活性化を目標に「大学生が社会人になったときに乾杯したいお酒」を開発することで、若者に街でお酒を飲んでもらおうと考え、まずは若者の意識調査を行い、その結果をもとに連携企業3社の商品を使ってビールに代わる乾杯にぴったりのアルコールを開発することとなった。また、開発した商品に併せて販促物の作成、飲食店への飛び込み営業活動を行った。その過程で企業の倫理審査に引っかかったり、見ず知らずのお店への営業で全く話を聞いてもらえなかったりと苦労も経験した。

成果
開発した「E杏サワー」と「ポンチサワー」が41店舗で採用される

まず商品開発では、あらゆる試作の結果ハイサワーと杏露酒を組み合わせたフルーティーで甘さすっきりの「E杏サワー」と、ハイサワーグレープフルーツと杏露酒にみかん果肉を加えた「ポンチサワー」を開発した。開発時には味はもちろん、販売する店舗側のメリットや価格設定、提供負荷への配慮なども考えた。営業活動では、最初はチラシの文をそのまま読み上げるだけしかできず、ひとつも採用してもらえなかったが、企業の方々のアドバイスなどを受けて練習と経験を重ね、一ヶ月が経つ頃には、自分たちで商品サンプルを作りながらトークができるようになった。結果、30店舗の採用を目標としていたが41店舗で採用され多数のメディア(日本経済新聞、毎日新聞、日刊工業新聞、東京新聞、月刊「東京人」、酒販ニュース)にも取り上げられた。

  • みんなでテイスティング

    みんなでテイスティング

  • 完成した商品を学内で振る舞う

    完成した商品を学内で振る舞う

  • 企業の方たちとの打合せ

    企業の方たちとの打合せ

  • 仲間の発表を見守る

    仲間の発表を見守る

  • ホワイトボードで担当を確認

    ホワイトボードで担当を確認

キーワード

#地域連携、#産学連携、#品川区、#商品開発、#営業、#経営学部、#ゼミ、#メディア

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